かくしか雑記帳

適当なこと書いてます。

インターネットで稼ぎすぎる弊害

私はインターネットでそれなりにお金を稼げるようになった。いわゆる副業だ。

おかげさまで、今年は税務署に行かなければいけない。

 

稼げた金額というのもなかなか多く、現在は毎月、新社会人の初任給を上回るほどとなってしまった。もし、就職前にこの金額を稼いでいたらと思うと恐ろしい。きっと就活などせず、ブログと株で稼ぐとか言い始めていただろう。

 

そんな感じで、それなりにお金を得られるようになったため、いくつかの弊害が出るようになってしまった。弊害というか考えの変化といったほうがいいのかもしれない。

 

①本業のやる気がわかない

まったく本業のやる気がわかなくなってしまった。一応、今後インターネットからお金が得られなくなってしまったことを考えて、今の職場から社会人としての知識や経験を得ようと努力しているが……そんな未来がすぐに訪れるとも思えないので同期に比べたらモチベーションは低いかもしれない。

まあ、もし心を病みかけてサラリーマンをできなくなりそうになったら、経済的な不安は少ないのですぐに辞められるというのはメリットでもあるが……デメリットのほうが大きいように思える。

どうしても、人生なめているのが露呈してしまう。正直ダメなら辞めたらいいじゃんと思いながら仕事している。終身雇用は終わったと思っており一つの会社で死ぬまで働くというのは考えていないが、定職につかないのも厳しいレールだと思うので、そう簡単に行動には移せない。となると、結局現状はやる気のない私しか残らないわけだ。この状況は果たして誰が得をするのだろう。

 

話は変わるが、大学生が月にアルバイトほどのお金をインターネットから得られるようになってしまうと、就活をおろそかにする恐れがあるため、よほど上昇志向がない限りはあまりお勧めしない。せめて就活終わって暇になってから行うほうがいいと思う。

 

②お金の価値が変わった

1万円の価値は日本に住んでいる限りは変わらないと思っているが、同年代の倍以上の収入があると1万円の価値は変わってしまったように感じる。社会人ということで学生の時よりお金は使いやすくなったが、社会人になったという状況以上にお金を使いやすくなった。

生活費はすべて給料で賄うとしても、やはり20万円ほど自由なお金があるのは、選択肢が大きく違う。好きな時に本を買えるし、好きな時に遊びに行ける。映画なんて一回1800円しかしないのだから、わざわざレンタルまで待つ必要がない。

こう思うようになったのは社会人になったからだろうか、それとも副業があるからだろうか。よくわからないが、少なくとも学生の時よりはお金にルーズになった。今後彼女と金銭的価値の違いで関係が悪くならないか心配。

 

③新たな収入源を求めるようになった

私はネットから収入を得るまでは、会社からの給与以外にもう一つ収入源を得られれば、一つがダメになってももう一つでカバーできると思っていた。しかし、いざ二つ目の収入源を得られるようになると、求めるのは三つ目の収入源だ。

結局、卵は一つに盛るなという投資の格言があるが、二つ目のかごを手に入れたら、人間は三つ目四つ目と新たな卵のかごを求めるようになるのだ。

 

別に新たな卵のかごを求めることは悪いことではないと思っているが、私が懸念していることは「お金がない」という強迫観念に襲われるのではないかということだ。うつ病患者の考えの一つに、「自分はお金がない」というものがあるらしく、うつ病になった芸人もこの発想が頭から離れなかったために患ったという話を聞いたことがある。

うつ病は心の風邪というほど身近な病気だと思っているので、「お金がない」という考えにとらわれないように気を付けなければいけないなと思っている。

 

終わりに

ということで、適当にインターネットで稼ぎすぎる弊害を書いてみた。

何が言いたいのかと聞かれれば、特に何が言いたいというわけではない。ただ副業で多くのお金を得た自分の変化を書きたかったのだ。それだけ。