かくしか雑記帳

適当なこと書いてます。

雑記ブログという言葉の意味を問う

雑記ブログは稼げる、雑記ブログは稼げないという話が定期的に上がります。あの人は稼げてるから稼げるだの、俺は稼げないから稼げないだの様々な意見がありますが、そもそも雑記ブログという意味が広義的になりすぎているのではないでしょうか。

 

PV数を嘆く雑記ブログの印象

自分が思うように稼げない、多くの人に見てもらえないという雑記ブログを運営中の方は、更新する記事の大半がエッセイである印象が強いです。仕事中に感じたことや、ふと思ったことを書いているようですが、それで多くの方の心を動かしたり、賞賛されるなんてことは滅多にないはずです。試しに、新聞の一面の隅っこに書いてあるコラムを一週間眺めてみてください。どのような内容だったか寝るまで覚えてますか?

 

一面のコラムには文字数の制限があるといえど、プロでも心を打つエッセイはなかなか書けないのに、今まで不特定多数への文章を書いたことがない素人が、努力もせずに名文を量産するのは非現実的です。
心を打つ文章や面白い文章が書ける人は、元々経験値が豊富だったり努力をしています。もしくは、心を打たれたある文章の印象が強く、常に面白い文章を書いていると読者が思い込んでいるかです。

 

雑記ブログ≠自由に書くブログ

そもそも雑記ブログだから、アクセスアップのために何を書いても効果があるわけではないはずです。「雑記ブログとして適当に書いてたら、○○万PV達成しました!」という人は、実際は戦略を練った記事の作成を行っていたり、元々はPVを稼げるテーマを軸とした専門ブログから派生した末の雑記ブログだったりします。

例えば、ゲームを軸にしたブログのはずが、箸休めでアニメや映画をテーマに記事を書いたら、それが二つ目、三つ目の軸になった経緯の雑記ブログ。このように雑記ブログといえど人気ブログなら、記事の偏りや特徴が見えてくると思います。

 

しかし、「雑記ブログとして〜」の言葉を鵜呑みにして好き放題書くと、「雑記ブログはPV稼げない難民」と化します。好き勝手に自由に思ったことの文章を量産するブログは、エッセイワナビーブログと言ったところでしょうか。

 

まとめ

ここまで書いて言いたいことは、「雑記ブログ≠エッセイワナビーブログ」です。

雑記ブログといえど、人気ブログは戦略を練って書いているはずなので、「とりあえず100記事」を鵜呑みにせず、雑記ブログ難民はテーマを決めてから書いたらいいんじゃないでしょうか。もしくは、稼げる専門ブログと稼げない趣味用ブログで使い分けるのも手かもしれませんね。