かくしか雑記帳

適当なこと書いてます。

今後、昔のアニメのリメイクが主流になる可能性

今期アニメ一覧を見ると、年々昔のアニメのリメイクが増えているような気がします。リメイクというか原作がちょっと古いというか。

今期アニメだけを抽出してみるとこんな感じ。

  • ルパン三世
  • おそ松さん
  • 北斗の拳 いちご味
  • ヤングブラック・ジャック

なんで増えてるのかなーと適当に考えてみるとこんな理由がありそうです。

 

原作がヒットした経験があるから

アニメ制作側がどれくらいヒットしそうなのか予想しやすいと企画が通りやすいのかなと。お金を出す側も、新企画で博打に出るよりはリメイクのほうが収益が予想できるのでいいんでしょうね。

今はモノが売れない時代ですし好景気とは言えませんから、三振かホームランかの博打作品よりは確実にヒットを打てる堅実な作品が求められるのでしょう。

 

 最近の面白い原作がない

ヒットが期待できる原作を求めているのに伴って、アニメ化に耐えられる面白い原作がないのかもしれません。

ライトノベルはテンプレで作られた設定のものが多くなっているように感じますし、漫画はすぐに人気が出ないと打ち切られてしまいます。web発の作品も似たり寄ったりです。

今はクリエーターを育てる環境を構築するのが難しいのかもしれませんね。

 

年齢層が高いとお金を落とすから

中高生にウケるアニメは、お金にならないそうです。夏アニメはがっこうぐらしがニコニコ動画やツイッターなどで騒がれていましたが、BD/DVDの売り上げはいまいち。原作は売れているんですけどね。

どうも中高生は1000円以下のグッズを購入する傾向にあるため、BD/DVDは手が出ないようです。

一方、あまり話題になっていないようなアニメでも、視聴年齢層が高いとBD/DVDがそれなりに売れることもあるので、ネットで話題になるよりもお金を持っている層をターゲットにしているということでしょうか。

 

他にも要因があるかと思いますが、ざっと浮かんだのはこんな感じ。

 

新アニメのターゲットの高齢化

これを踏まえて本題に入ると、今後、新アニメが昔のアニメのリメイクばかりになる可能性があるということです。

特に今期の結果によって左右されるのかなと。ルパン三世やおそ松さんのBD/DVD売上が好調ならば、M2F2層をターゲットにするのが主流になりえるかもしれません。

手塚治虫、赤塚不二夫、藤子不二雄、永井豪などの作品がリメイク化していくのでしょうか。5年後にはリメイクのリメイク、スピンオフのスピンオフなど過去の遺産で食いつなぐ悲しいアニメ業界になる恐れもある……なんて。

最近のドラマ制作を見ているようです。最近の日本のドラマは将来のアニメかもしれませんね。