かくしか雑記帳

適当なこと書いてます。

思い出のマーニーを自分のツイッターの感想で振り返る

昨日、思い出のマーニーが放映されていたので見ました。とてもいい映画でした。ゆるい映画のようで心にくるハードな映画でしたね。

思い出のマーニーの感想を、私のツイート実況を見ながら振り返りたいと思います。ネタバレありです。

 

実況始め

実況を始めたのが、10時前。

 

しょっぱなからマロニーとマーニーを間違えるミスをしますが気にしない。

 

9時50分くらいからマーニーが出てきました。思い出のマーニーというくらいですから、初っ端からマーニーときゃっきゃする物語かと思っていたのですが予想が外れました。

そもそも、CMではあんなにマーニーとの友情をメインにした作りでしたが、扱っているテーマやストーリーは重かったです。まあ、これは後のツイートで出てきます。

 

映画を適当に見てしまう私の性格が裏目に出た瞬間です。特に主人公の名前がわからないのは致命的と言えるでしょう。

 

ここで、主人公の名前を認識。

 

正直、ここまでは真剣に見ていませんでした。ちょっと舐めていたんだと思います。

 

ここから真剣に見始める

確か杏奈が養母を嫌っている理由をマーニーに説明していたところ。養母が市役所から支援金を受け取っている書類を杏奈が発見してしまい、「お金が欲しいから私を養子にしたんだ」と思っているようです。
お金目当てで子供を育てようとする親がいるとは考えづらいですが、思春期だからこのような考えに至ってしまったのかもしれません。親を許さない状態です。

ここら辺で、テーマがわかってきました。いや、正確には分かった気がしていました。

 

この後も暗い展開が続くので、もしかするとモヤモヤする結末なのではとヒヤヒヤしながら見ていました。そして、サイロでのやり取りがあったので不安もピークに。マーニーの幽霊っぽさを感じていたのでサイロの中から骨が見つかったらどうしようかと思っていました。

 

ただ、その後助かったみたいなので、幽霊説を止めて心のマーニー説で見て行くことに。

 

大雨が降っている状態でサイロに行ったので杏奈が風邪でうなされていました。その状態でマーニーとの会話になったので、自分の心との会話だと思いこのツイート。これも一つのテーマですね。

この会話でマーニーを許したので、養母や自分が普通でないところを許したみたいです。その後の杏奈は無敵状態でした。まあ、何年も悩まされてきた問題が払拭できたのでその気持ちもわかりますが。

 

この後は、マーニーの人生と成長した杏奈の描写です。

 

マーニーは幸せのように見えて、幸せではありませんでした。親からは放置され家政婦にはいじめられる日々。結婚して幸せになりますが、夫と死別。それでマーニーは身体を崩してしまったため、子供を小さい時から寮に入れ子供は見捨てられたと激おこ。

子供は駆け落ちして子供を産み、マーニーに孫ができますが、ほどなくして子供夫婦は交通事故でこの世を去ります。残されたのは孫だけ。

そんなマーニーの人生を考えると悲しくなります。

 

一方、杏奈の養母も杏奈に「おばちゃん」と言われ、上記の事件があったので子供に許されていません。それでも、養母は杏奈のために母親として向き合うのです。上記の事件の後に養母が、杏奈に色鉛筆をプレゼントするのを見て心が痛みました。

 

そんな二人を見て、私は家族のつながりを描いた作品だと思いました。親の心子知らずという言葉がぴったりですね。

 

杏奈が養母を母として許すシーンが絶対来ると思っていたのでスタンバイしていましたが、耐え切れませんでした。

最近、親が子を育てる気持ちに触れる機会があったので、気持ちは杏奈の養母です。

 

総括

心に響くドンピシャの映画でした。

 

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